シリコンラバーヒーターの優れた特性

シリコンラバーヒーターは、今までの金属ヒーターから新たな発想で開発されたヒーターで、加熱したい物に合わせ自由な形状で使うことが可能になった発熱体になります。

その材質は、マイナス50度から250度までの広い温度領域と優れた熱応答性を合わせ持つシリコンゴムでできた2枚のシート状の素材からできています。

シリコンゴムの特性から、その形状は柔軟性に優れ、加熱したい物にピッタリとフィットする特徴があります。

シリコンラバーヒーターの用途としては、タンクやパイプの保温、油タンクやポンプの凍結防止、モーターや発電機の防湿、接着剤の硬化や食品自動販売機など多くのものに使われています。

一般的に使用されている発熱体はカーボンが主な素材になりますが、オーエムヒーター株式会社では、引張強度の優れたニッケル合金抵抗線を採用しているため、どんな形状でも安心して使うことができます。

その他の特性として、非常に薄い構造のため、軽くて持ち運びがしやすいことも挙げられます。

オーエムヒーター株式会社の製品は、どんな形にもフィットする標準タイプや急速加熱作用に優れたEタイプ、250度の熱の連続使用が可能なHタイプや着脱に便利なマグネットを採用したMGタイプ、様々な湾曲部位にも対応できるストレッチタイプや屋外の使用にも安心な防滴タイプなどがあり、用途に合わせた仕様から選ぶことができます。

また、従来のカーボン製品とは違って、加熱したいものの形状に合わせて、円形や三角、穴開きなどオリジナルの形に設計し加工できるところもシリコンラバーヒーターの魅力になります。